這部リーガル・ハイ(LEGAL HIGH)真是繞樑三日的超絕好片,好久好久沒有看到被感動到涕泗橫流的台詞了,以下轉載這篇文章節錄了古美門大律師的金句,美中不足的是沒有絹美村8分鐘大演說而且也沒有時間翻中(誰有空翻下唄~),就請大家忍耐看看吧!!

我先貢獻第10集絹美村提出和解時對三木大律師下的戰帖:

池部社長にお伝えください。これを飲めないのなら徹底的に戦います。

例え老人たちが力尽き、最後の一人が死んだとしても、その骨を拾い、後に続く者は必ず出てくる。ご覚悟を。以上です。

(請轉告池部社長,如果不吞下和解條件就視同全面宣戰!老人們或許終將凋零殆盡,但一定有更多人站出來收拾他們的屍骨,繼承他們的意志。走著瞧吧!哼!!)

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 日刊SPORTS 2012704/nikkansports.com/梅ちゃんねる

http://www5.nikkansports.com/entertainment/column/umeda/archives/30015.html

再録!古美門研介弁護士名ぜりふ

 終了したばかりの4月期ドラマの中で、セリフの面白さで尻上がりに注目して見たのがフジテレビ「リーガル・ハイ」だった。脊髄反射でイヤミを言うひねくれ者の弁護士、古美門研介(堺雅人)が、予定調和やきれい事をぶった斬る法廷コメディー。脚本家古沢良太氏のシナリオを読んだところで、せっかくなのでいくつか紹介します。

 

~罵詈(ばり)雑言編~

「うぬぼれるな、我は神ではない、ただの弁護士だ。真実が何かなんて分かるはずがない」

「だったら私たちは何を信じればいいんですか」

「自分で探せ」

 ****「正義は特撮ヒーローものと少年ジャンプの中にしかないと思え」とも。「正義」「真実」「きずな」など、立ち位置によって変わる油断ならない言葉が古美門先生はお嫌い。激しく共感するし、個人的にこういうワードをすぐ口にする人も信用できない。最近のドラマはすぐ「きずな」とか言い出して恐怖すら感じるので、古美門先生のフリーダムな節度が心地いい。それにしても、世間知らずで、理想や正義を叫ぶ視野の狭い役はいつも女...。この腹の虫は、天海祐希の「カエルの王女さま」で収めました。

 

「この国では金を集める者は悪とされる。愚民にこびる政治家がクリーンを標榜し、愚民がこれを支持する。結果、力のない政治家ばかりが増え、力のある政治家は検察に抹殺される」

 ****政治家の代理人を引き受けた第5話で。小沢一郎へのエールと分かる踏み込んだセリフ。有権者を「愚民」と挑発してのタンカに、脚本家の「言わずにいられない」思いがにじむ。脚本家が脚本で言いたいこと言うのは健康的な姿。ハレーションを恐れて生煮えのセリフが量産されるドラマ界で、言いたいことにきちんと焦点が合っているシナリオはかっこいい。この政治家論をどう評価するかは受け手それぞれとして。

 

「私にはいくら金を積まれようと決して引き受けないことにしている仕事が2つあります。ひとつはハイパーメディアクリエイター。何をしたらいいのかさっぱり分からないからです」

「成功する子役なんて2通りだろう。大人の金もうけのためにムチ打たれる哀れな操り人形か、大人の顔色見て手玉にとるマセたクソガキか」

「この3年間であなたが作詞作曲した曲は372曲。単純計算すると3日に1曲以上のペースで作っていることになります。まるでモーツァルトだと思いまして」

 ****どれも固有名詞が簡単に頭に浮かぶだけに「攻めてるなあ」とニヤリ。どの人物も古美門の指摘通りの裏の顔を持つが、インチキ臭さの断罪かと思いきや、彼らの一枚上手なプロ哲学がストーリーの本丸。あざやかな筆致に、現実世界のマセた子役や秋元康も好きになってしまう後遺症。

 

「黛君、よく覚えておきたまえ。これがこの国のなれ合いという文化の根深さだ。人間は長い歳月飼いならされると、かくもダニのような生き物になるのだよ」 

 ****古美門ファンの中では早くも伝説化している第9話の6分間の大演説。公害訴訟で泣き寝入りを正当化する村人たちに向けて。このセリフから始まる14ページの長ぜりふは、自信をなくし、心がへし折れ、立ち往生するこの国のすべての人の横っ面を張り倒す大エール。「何が南モンブラン市だ。絹美村は本物のモンブランよりはるかに美しいとどうして思わないんですか」「誇りある生き方を取り戻したいのなら、見たくない現実を見なければならない。深い傷を負う覚悟で前に進まねばならない。戦うということはそういうことだ!」の激怒が染みた。イヤミの最果てに立つふざけた男が、怒りでコントロールを失ってド直球を放り込むギャップ萌え。できることなら全文記憶に刻みたい、ひねくれ回路の最終形。

 

「仕事ができない役立たずほど努力とやらを評価しろと主張するものです」

 ****全話の中でいちばん笑った。

 

~ムダグチ編~

「サンタクロースをいつまで信じていた? 夜中に不法侵入してきて荷物を置いていくという老人のことだよ」

「正義は金で買える。金を持ってきなさい」

「お望み通り、寝言ひとつ言わせません」

「あーあ、長沢まさみだったらなー」

「本当に朝ドラの主人公みたいなやつだな」

「ええバカなのです疑いようもなく」

「合格だ、あの場で言えてたらな」

「いつになったら手足が生える、おたまじゃくし」

「一度雷の日に貴金属を全身にまとって高いところに登るといい。少しはマシになるだろう」

「一度ウガンダの密林に行ってマウンテンゴリラに殴られてくるといい。少しはマシになるだろう」

「一度次期惑星探査機はやぶさ2にくくりつけられて数年間惑星を探査してくるといい。少しはマシになるだろう」

 

 脚本の古沢良太氏は、映画「ALWAYS~三丁目の夕日」や「キサラギ」「探偵はBARにいる」、ドラマ「相棒」シリーズ、「外事警察」などヒット作多数の38歳。ずば抜けで面白かったテレビ東京「鈴木先生」も手掛けた。昭和の感涙ストーリー、社会派ミステリー、コメディーなどノンジャンルでこなす才能、すごすぎ。今回、山のようなせりふをばっちり暗記してやってのけた堺雅人もすごい、というか、笑えた。

 嫌われ者の芸能記者も、古美門先生の屁理屈の離れワザで弁護してほしい。

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